12月11日の法人職員の学習会は、当院の作業療法士を講師として「褥瘡と拘縮予防」についての学習会でした。
車いすやベッド上で長時間、同じ姿勢で過ごすと皮膚の血流が悪くなり、床ずれ(褥瘡)や、間接の動きが悪くなる(拘縮)リスクが高まります。早期に関わることで患者さんの苦痛をなくすことができるとともに、介護者の介助量を減らすことにもつながります。
今回は座る姿勢に注目して学習しました。「座る」ことで足の筋肉は体重を支えることから解放されますが、腰や背中の筋肉は立っている時より負担が大きくなっている為、決して安楽・安定した姿勢ではないということを再認識できました。
様々な専門知識をもった多職種が連携することで、患者さん一人一人によりよいケアを提供していきたいと思います。